東邦車輛株式会社様

導入事例セミナーレポート

群馬県邑楽郡にある東邦車輌様は、トレーラ・タンクローリなどの特装車の開発・製造・販売を手掛けています。 特にトレーラーにつきましては長年高いシェアを維持し、2016年3月に生産累計10万台を達成しました。2015年01月、同社ではシステム開発ツールとして「TALON」を導入しました。2016年02月25日に、超高速開発コミュニティ主催のセミナーでお話し頂いた内容を レポートします。

※セミナー風景。登壇頂いたのは、情報システム課の課長様と、TALONの担当者様。    

情報の活用化が課題だった

業務のシステム化は進んでおり、ほとんどの情報はデータベースに格納済みだが、システムが多く点在しており、その情報をもっと活用したいという社内ニーズが存在していた。そこで、全社システムを一気通貫で結合する「見える化」のプロジェクトを立ち上げた。
※現在の全社システム。非常に多くのシステムが存在している。    

「見える化」実現前の問題点と実現の目標

導入前には、大きく以下の問題点があった。

問題点
各システムが個別に稼動しており、データを探すのに、それぞれのシステムにアクセスする必要があった。
部署ごとに見たいデータが異なるため、そのたびにプログラム改修したり、費用が膨らむ場合は断念することもあった。

これらの問題を解決するための目標として以下を掲げた。

目標
全社に点在している多くのシステムをまとめ、どのシステムで登録されたデータでも扱えるようにしたい。
単一のシステムだけではなく、複数システムのデータを 繋いで(結合して)、表示させたい。
1つのデータ出力画面を作る為に掛ける時間は極力短くしたい。ニーズがあったら即用意出来るのが理想。

目標を達成するために検討を進めていき、方針を固めていった。その中で考えたことは以下の通り。

考えたこと
1つの機能は短時間で作れるようにしたい。全てをイチから作りこむのは無理があり、何かツールが欲しいと考えた。
BIツールは表現力は素晴らしいが構築に時間がかかり、欲しい機能を簡単に追加するのが難しいと感じた。
我々の技量で簡単に素早く実現できるツールを探した。

TALONを選定した理由

選定の決め手となったのは以下の2点。

選考の決め手
複数のシステムに点在しているデータベースやファイルを容易に結合して活用できる点
システムを構築する為に必要なスキルとしてデータベース操作のみであり、WebやJavaなどの知識が無くてもWebシステムを構築出来る点

検証した結果、TALONでWebシステムを開発するためのスキル保有者が社内に多くおり、当社にマッチすると考えて導入を決定した。

TALON導入による開発の流れと利用状況

導入して1か月程度で社内メンバーが作り方を覚えて、開発出来るようになりました。最初の1か月で約20機能を構築し、その段階でユーザへのリリースを実施しました。その後はユーザの要望に従い機能を追加したり、改善したりという作業を繰り返して利用率や満足度の向上を図っています。約1年が経過した現在は結合したシステムが11となり、提供機能は200を超えています。

   

ユーザの利用状況は、最初は社内認知度が低く、なかなか上がりませんでした。そのため、社内説明会などを何度も実施し、利用することにメリットを感じてもらえるよう活動しました。その結果、社内での認知も広がり、また、要望するとすぐに作ってもらえるイメージが浸透して、機能数と利用率が右肩上がりに上昇しました。

   

TALON導入の効果

社内ユーザへの認知度が上がり、利用率が高まった事で導入効果が表れてきました。大きな効果としては3つありました。

導入の効果
データを探す手間が省け、リアルタイム性が向上したためユーザーの業務効率化が図れた。
各システムの画面改修をせずにユーザーが見たいデータが見えるため改修費用の軽減が実現し、システム運用と投資費用の抑制に繋がっている。
情報システム課で行う定型的な作業(月次の作表作業など)もTALONによって構築し、工数を1/6程度まで削減することが出来た。

今後の計画について。

これまで約1年掛けて「見える化」の構築を行ってきて、当初掲げていた目標の達成はほぼ出来たと考えている。これまでは情報活用という視点でのシステム構築だったので、データ登録を伴う機能についてはマスタ情報のメンテナンス機能などにとどまっていた。
現在、TALONを使って既存データの活用ではなく、色々なシステムの構築を始めており、会社としての活用領域が広がってきている。1例としては、営業システムの売上情報と債権システムの入金情報はあるが、この間にある滞留状況などを管理する仕組みが存在していないので、TALONによる構築を行っている。

TALONでの開発を行ってみた感想

最後に、実際にTALONによる開発を担当された根岸様が、使ってみた感想をお話し下さいました。

開発を行った感想
SQL文を作成してしまえば、すぐに機能が作成できる。
利用ユーザからの要望をすぐに応えられるため、課としての評判も上がっていると感じている。
もともとSE/PGの仕事をしていたため、そのスキルが活かせるため、やりがいがあり、結果仕事も楽しい。
作業の効率が図れたため、早く帰れるようになった。

セミナーでの内容は以上になります。


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