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週刊診断コラム

〜中小企業診断士であるTALON開発責任者が日々現場で感じていることを綴ります〜

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第5回 2013年10月29日

コンサルタントという仕事について

今週はコンサルタントという仕事に対して思っている事を書きます。

コンサルタントのイメージ

私は現在ITコンサルタントという肩書が一番実際に近い仕事内容だと感じています。しかし世の中がコンサルタントに持つイメージというのは必ずしも良い物では無い気がしています。他の業界は分かりませんが、IT業界は特にこの傾向が強いように感じています。よく言われる言葉に「コンサルタントが大風呂敷を広げて、それをSEが畳んでいく」があります。これは、顧客に夢のようなことを語り、それを現実にする為にシステムが必要となる場合、ほとんどの場合は開発するのはSEでありコンサルタントではありません。その為にコンサルタントとしては簡単に理想を語り、その尻拭いをさせられるのはSEとなり、顧客からはコンサルタントはあんな事を言ってたのに実現してないじゃないかなんて言われてしまう。。こんなことが多いのでIT業界(特にシステム開発会社)からはコンサルタントは毛嫌いされているように感じています。

これは、残念ながら正しい面もあると思います。通常コンサルタントの仕事とはクライアントである顧客(企業)に診断・助言を行い、利益を増大させる為にはどのような施策が有効かをクライアントと共有し、企業自身が施策を実行するという流れで行います。その施策にITシステム導入が必要な場合、企業自身で業務システムの開発を行えないケースがあり、その場合にシステム開発会社が登場するのですが、ここで多くの場合コンサルタントが提言している施策を実現する為のシステムが絵に描いた餅である事が多い(そもそもシステム矛盾を起こしていたりする)為にシステム開発会社は無理を強いられるというケースです。

以前中小企業診断士の資格を取得する為に勉強した内容や勉強会などで出会った人々との交流を通じても感じましたが、ITの専門家で無い人がITシステムの提案を行うのは相当無理があると思います。情報をどのようにモデル化し、付加価値を生み出すような蓄積をし、最適な形で出力するかというのはやはり専門的な知識や経験が必要になります。少なくとも中小企業診断士で必要とされるIT知識は実践レベルには遠いと感じざるを得ませんでした。(中小企業診断士では1次試験の知識問題で「経営情報システム」というIT試験がありますが、一番力の付く2次試験ではITの知識はほとんど必要とされません)

ではどうすれば良いかというと、経営に関するコンサルティングを行った結果としてITに関する施策が必要という結論になったら、ITに強いコンサルタントにその部分をバトンタッチするのが良いと思いますが、現実にはなかなか難しいですよね。(大手コンサルタント会社に依頼する場合は通常何チームか作り、その中にはITチームもいるのでその心配はありませんが)

ITコンサルタントという仕事

私自身ITコンサルタントと言っていますが、考えてみるとこの言葉は少し変ですよね。ITというのはあくまで手段であり、ツールですので、ITありきでコンサルティングするというのは本当は順序が逆で、コンサルティングの結果IT施策が必要という流れなはずです。正しくはそうなのだと思いますが、現実はITなしで企業活動を行うというのはほとんど無いと言っても良いくらい浸透しているので、そのIT活用状況を診断・助言するというのもそれほどおかしくないのかも知れませんね。

ただし注意が必要なのはITコンサルタントがコンサルテーションを行うとシステム導入前提で進める場合があります。特に売り込みたいパッケージなどがある場合などはその売り込みに都合が良いように進めてしまうコンサルタントもいると思います。

私もTALONというパッケージを販売しているので、そのようなコンサルテーションを行わないように自戒の念を込めて書いています。。コンサルテーションしてみた結果、システム導入よりも行うべき施策がある場合は無理にTALONを導入する必要はないというお話をします。

ただ、説明が難しいところですが、TALONを作った動機の1つはコンサルティングの強力な武器として使いたいという思いからです。コンサルティングした結果、例えば部門間の情報連携などが即時行える状況を作るだけで業務処理に掛かる時間が半分以下になるのに、というような事があったとします。そのような時、システム化するとなった途端に費用と期間がかなり発生してしまいます。また、費用を掛けないようにという事でメールやExcelでの運用でも良いのですが、情報の一元管理や見易さ、運用の継続性を考えると難しいケースも多いです。そんな時にTALONであれば、ノンプログラミングであっという間に自分たち(クライアント企業)でシステムを構築する事が出来ます。費用もTALONのパッケージ費用だけで作れてしまうのでシステム開発会社に依頼する事を考えると雲泥の差があります。

冒頭でお話した、「コンサルタントとは、クライアントである顧客(企業)に診断・助言を行い、利益を増大させる為にはどのような施策が有効かをクライアントと共有し、企業自身が施策を実行するという流れで行う」と書きましたが、TALONであればIT施策の場合も企業自身が実行出来るということなのです。ちなみに、私の考えているITコンサルタントの仕事は専門知識が必要なシステム構想・データモデリングまでを行い、後は企業自身で構築します(もちろん求めに応じて範囲は変化しますが)。この部分がTALONの強みだと考えています。この方法により、企業としては一番付加価値の高い部分にだけコンサルフィーを払い、自分たちで出来ることは自分たちで行う事で費用対効果を最大限に出来る為です。当然データモデリングというシステムの骨格部分まで責任を持って行いますので絵に描いた餅になることはありません。もちろん情報システム部門が存在し、データモデリングなども自分たちで行える場合はその部分のコンサルテーション自体が不要ですので、さらに安価な導入が可能になります。

これが私なりのITコンサルタントの姿だと考えています。

文=古関 雄介