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週刊診断コラム

〜中小企業診断士であるTALON開発責任者が日々現場で感じていることを綴ります〜

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第11回 2014年04月14日

TALONのバージョンアップについて。

前回のコラムからずいぶんと期間が空いてしまいました。

この数か月の間に、非常に大きな決断をしました。それは、TALONの全面的な刷新(バージョンアップ)の実行です。ありがたい事にTALONはリリース以来、色々な用途で使っていただいたり、また、使っていただく中で様々なご要望を頂く事が出来ました。

このツールの元々のコンセプトである「本当に使える業務システムを超高速開発する」という幹の部分をさらに強化する為には現行のTALONでは実現が困難な要素がありましたので、思い切って全面的に機能を再デザインして、作り直すことにしました。

このタイミングで様々な機能の追加なども行っていますが、一番大きな変更点は、「表現力の飛躍的な向上」です。これまでのTALONも業務システムを構築する上で必要とされるほとんどの画面デザインは行えましたが、特殊な画面構成の表現が難しい、または出来ないという弱点がありました。これは、現行TALONの考え方が画面パターンごとに独立している事に由来します。画面パターンとは、

  • 検索絞込を行い、結果データを一覧で参照・更新する機能(明細パターン)
  • 主キー絞込を行い、結果データを単票として参照・更新する機能(単票パターン)
  • 単票パターンと明細パターンを一つづつ配置出来る機能(単票・明細パターン)
  • バッチ起動などの処理実行だけを行う機能(バッチ起動パターン)

の4つになります。業務システムを作る際、特にWebシステムの場合は上記の画面構成で構築する(出来る)機能がほとんどなので当初はこれで良いと考えていましたが、やはり様々な方の利用用途やご要望を聞くと上記以外の画面構成を作りたいという声が多く出てきました。画面レイアウトに関する部分以外は、例えば業務ロジックは外部プログラムをプラグインとして呼び出す事が出来たり、様々な方法で実現出来るのですが、特殊な画面レイアウトに関してだけはどうにもならないというのが現行TALONです。例えば明細が複数存在する画面を構築する事は出来ません。用途として思いつくのは、ある製品の受注状況と、生産状況を1つの画面で左右に並べて見たいといった場合でしょうか。そのようなご要望に対しては画面を分けてくださいと回答するしかなかったのです。

その他は色々とご要望が出て、現在TALONでは実現できない機能でも、機能追加という形で現在の機能に追加していくことが可能だと考えていますが、TALONが画面パターン単位に作られている以上、機能追加で対応するのは非常に大変です。

そこで今回の全面刷新の計画を立案しました。上記4つのレイアウトに縛られることなく、どのような画面構成でも簡単に作ることを目標としました。TALONで好評をいただいているのは簡単に構築出来て、かつ、どんなに複雑なデータ構造でも扱う事が出来るという柔軟性ですので、その部分は絶対にキープ、もしくはより簡単にする必要があります。

一番悩むのはこの部分です。これまでは足りない機能を追加していくという足し算の開発を行っていればツールの価値は上がっていったのですが、ここから先は機能を追加する事によって得られるメリットと、追加したことにより利用者の手間が増える、もしくは複雑になるというデメリットを強く意識していく必要があります。

また、現行のTALONは主に私個人が業務システムを劇的に早く構築する為にはどうすれば良いかという10年間考えていたテーマを、開発担当のアーキテクトと相談して機能の決定を行ってきました。その為、幅広い意見を元にしていない、よく言えば個性的なツールになっていると思います。

今後、ツールを強化する際に何でもかんでも追加してしまい、凡庸なツールとならないよう、肝に命じながら進めていこうと思っています。

今回の刷新でTALONはバージョン2となる予定です。リリースは2014年6月を予定しています。

それでは今回はこの辺で。

文=古関 雄介