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新しい開発プロセスのご提案

当ページの意図

当ページで提案する開発プロセスの内容は、基本的には自社以外のシステム開発会社(弊社および販売代理店)がユーザ企業の業務システムを構築する場合のお話ですが、もちろん自社で構築する際にここに提案しているプロセスで実行しても非常に効果が出ると思います。

TALONは、ユーザ企業自身がシステム構築出来ることが大きなメリットなはずなのに、なぜこのような提案(自社で作らない)を行うかというと、 全社的なシステムを構築する場合、社内で構築するというのはやはり人的資源の関係上難しいことが多くなるからです。

そこで、TALONの導入パターン4にあるような「システム構築を含めて導入」というケースをご用意しています。 システム構築まで含めて弊社やTALONの販売代理店に依頼してしまってはTALON導入の意味が無いではないかと思われるかもしれませんが、 実はTALONでないと出来ない開発プロセスがあり、その開発プロセスを上手く使うことで、システム構築プロジェクトの成功率を飛躍的に向上することが可能になります。 その開発プロセスが具体的にどのような物で、今までの開発プロセスとどう違うかを当ページで説明させていただきます。

なお、基幹システム以外の中小規模なシステム構築に関しては、TALONはアジャイル開発のさらに進化した超アジャイル開発とでも言うべき構築が可能です。

それは、通常のアジャイルが機能単位に打ち合わせし、短期間で構築して実際に動かしてみてほしい機能に近づけていくのに対して、 TALONの場合は、機能単位に打ち合わせをしながらの構築が可能です。また、「使う人=作る人」というケースの場合、そもそも打ち合わせが不要で、欲しい機能を自由に作ることが出来ます。 何故そのようなことが可能なのかは、「TALONとは」をお読みいただくか、紹介ビデオをご覧ください。

はじめに

システム導入において、このような事態に陥ったことはないでしょうか?

・ユーザの最終テストで変更要望が大量に出て、費用・工期ともに大きく膨らんでしまった。

弊社はシステム開発を主に行っている会社ですので、様々な開発を経験してきました。 また、システム開発は失敗するケースが非常に多いことで有名です。 すこし検索する だけでも山のように出てきます…。

システム開発が失敗する原因は山のようにあるのですが、突き詰めていくとその原因の根本はユーザの要望と、出来上がったシステム内容の不一致がほとんどではないかと思います。 言い換えれば、ユーザが欲しいと思っていた機能が作られていれば失敗の可能性は激減するという事です。 これが満たされていて失敗するのは品質管理と工程管理が出来ていないケースですので、純粋に開発サイドのマネジメントの問題です。 (実際には上記が満たせているシステム開発でマネジメントが機能していないことは極めて少ないと思います。ユーザが欲しいものを正確に提案できる力があればこれらの管理は出来て当然の内容です。)
※ちなみにシステム開発の成功とは、当初のプロジェクト目標の達成にあります。単に当初の費用・工期で稼働しても成功とは言えません。

失敗の主な原因はこのようにシンプルなものですが、ではこの原因を生む問題となると、これは千差万別あり、様々なケースが存在します。以下に簡単に列挙してみますと、

コミュニケーションに関する問題

  • ITベンダ側がユーザの業務をきちんと理解していない。
  • ユーザが新システムのイメージを描けていない(ITベンダ側が描かすことが出来ていない)。
  • ITベンダは「システム屋の言葉」で話し、ユーザは「業界の言葉」で話しており、コミュニケーションが上手くいっていない(ユーザが業界の言葉で話すことには何も問題は無く、問題はユーザの言葉で話さないITベンダ側にあります。所謂ドラッカーがソクラテスを引用した「大工と話すときは、大工の言葉を使え」です)。
  • 設計段階で画面イメージを紙芝居で見せられてもユーザは利用イメージが出来ずに本当に必要な物を要求出来ない。

開発プロセスに関する問題

  • たいていのユーザは日常業務と並行してシステム開発プロジェクトに関わっており、確実に忙しくなるのでシステム開発に注力するモチベーションはよほどのことが無いと生まれづらい。
  • 開発段階になるとユーザはシステム開発から離れてしまい、最終テスト段階でまた戻ってきたときには設計時の話を忘れている。
  • 実際に動く画面でユーザが確認して、変更が必要と分かった時には最終テスト段階なので手戻りが発生する(ウォーターフォール型開発プロセスの問題)。

データに関する問題

  • 完成したシステムにユーザデータを移行して登録してみると想定していなかったデータがたくさん存在した。

他にもまだまだありますが前述のようなことが多いと思います。コミュニケーションが上手く取れていないケースが多く、それによりモチベーション低下を生んでいるという悪循環も発生しています。

この問題を弊社の開発ツールであるTALONと新しい開発プロセスを用いて解決してしまおうというのがこのページの趣旨になります。キーワードは「データの活用」です。

新しいシステム開発プロセス

基幹システムのような会社全体が関わるようなシステムは、現在もほとんどの場合ウォーターフォール型開発プロセスで進められています。 開発プロセスとしては、アジャイル型の方が理に適っているように思えますが、複数部門をまたぐような大きな開発の場合、調整が大変な事と、全体のスケジュールを出しづらく、整合性を保つことが大変という点で難しいと言わざるを得ません。

 

ウォーターフォール型
  • プロジェクト全体を複数工程に分割してそれぞれの工程で成果物を定義しておき、その成果物を次工程の作業で使って進めていく手法。 工程の区切りを期間で明確に区切るので作業の戻りが発生すると大きな問題となりやすい。一気に設計を行い、そのあとにまとめて開発を行うイメージ。 基幹システムなどでは標準的に使われている手法。
アジャイル型
  • ウォーターフォールが作業を工程に分割するのに対して、アジャイル型は機能単位に開発期間を細かく区切って開発していく。 1週間から4週間の単位で反復を行い、少しずつ機能を完成させていく。工程の区切りが無く、それぞれの機能を設計から開発まで行って、また次の反復で違う機能を設計から開発まで行うので、ユーザにイメージが非常に伝わりやすい手法。 ただし、規模が大きくなると全体の整合性などを取るのが難しくなってくる。

弊社で提案する開発プロセスは、この2つを組み合わせたものとなります。現行のウォーターフォール型開発との対比で説明します。

■現行のウォーターフォール型開発プロセスの例

要件定義でプロジェクト目標を達成するための大枠の仕組みを定義し、概要設計で要件定義で決めた仕組みのデータモデリングと画面・帳票デザイン、運用方式の決定を行います。 ここまではユーザと一緒になって作業します。開発フェーズでITベンダが持ち帰りプログラムして機能を作ります。 最終テストでユーザの最終確認テストを行い、システム稼働の合格判定が下れば本稼働となります。 データ移行は概要設計でのデータモデリングをする際に一緒に開始するケースが多いと思います。

■新たな開発プロセスの例

開発フェーズが短縮され期間も短くなったので費用の低減も実現します。 その代わりに概要設計期間を長くとっていますが、これはこのフェーズでTALON使って新システムの画面・帳票を実際に作成する所までを含んでいます。 そのため、開発フェーズで作成する機能は減ります。TALONで表現できない機能(主にバッチ機能や複雑な業務ロジックです。 基本的にはごくわずかになります)は新規でプログラミングが必要になりますので開発フェーズでの作業になります。

要件定義開始と同時に現行システムのデータベースを現行のレイアウトのままでTALONに移行します。 そして要件定義の最中に一度TALONを使って画面を用意し、プレ稼働を実施します。 実際に毎日夜間に現行システムからTALONにデータ移行することで現行システムと非常に近い状態で運用が可能です。

ここでプレ稼働と呼んでいるのは、TALONを用いた新システムで現行システムのデータを照会、集計、分析、帳票出力、グラフ出力、Excel出力、PDF出力することを指します(BIツール的な利用)。 現行システムがあるのであればわざわざこんな面倒なことをしなくても良いようにも思えますが、TALONであればデータをさまざまな方式で出力させる機能を作るために掛かる時間を圧倒的に短く出来ます。 慣れていれば1機能5分程度で完成してしまいます。 現行システムからの情報を様々な角度で見たいという要求が全くなければ確かに不要ですが、多くの場合はデータをもっと気軽に参照したりボタン一つでグラフが出る機能が欲しいと感じているのではないでしょうか? その様なニーズに応えることで自然と新システムの雰囲気を味わっていただけるのです。これは開発側から見ても非常に大きなメリットです。 システム開発時にユーザ側がいつも困っているのは、新システムを自分たちのデータが入った状態で触れないということです。 これが現行システムのレイアウトとはいえ触れるようになるのでシステム開発プロジェクトに対しても前向きに参加していただける可能性が高まると感じています。

さて、プレ稼働をしたら、現行データ情報がTALONの中に入っていますので、このデータをフル活用します。 具体的には概要設計で画面・帳票設計を行う時に紙芝居を用意して決めていくのではなく、実際に現行データから新機能画面を作ってしまいます。 データ構造が変わり、複数のテーブル情報をまとめたり分割したりするケースが出てきますが、基本的に全てビューを作る感覚で画面情報を作成(もしくはSELECT文で定義)してしまえば対応できます。 現在存在しない情報に関してはテーブルを追加して、TALONでデータ登録機能を作ってしまいます。この作業は慣れている方であれば打ち合わせをしながら可能です。 ユーザの要望を聞いて必要項目を洗い出したらその場で画面を作ってしまいます。 その画面を使って打ち合わせをしてしまえばユーザは実際のデータが入った機能を見て、触って検討が出来ます。 帳票はプロトタイプをその場で作ってしまって罫線やレイアウトの細かな部分はお客様が打ち合わせの後に自由に変更していただける仕組みになっています。 画面のレイアウトもそもそもTALONで作った画面はユーザ単位に表示項目や並び順、検索条件などを細かく決めることが出来ますのでレイアウトの打ち合わせが不要です。 そして、ここで作った機能・帳票は実際に新システムの機能として使うことが出来て、画面の定義情報はデータベースのER図を作る元情報となります。 そしてその定義情報自体がデータ移行設計プログラムとなるのです(SELECT文で格納されていますので、INSERT文に内包するだけでそのまま使えます)。

ここまでの話をまとめると以下のようになります。

これまでのシステム開発

  • ユーザが実際データが入った新システムを操作出来るのは最終テスト時が初めてである
  • 概要設計段階での画面を決定する打ち合わせは紙芝居が基本でデータ部分にはダミーデータが入っている
  • 概要設計での成果物は基本的にモックアップなので開発フェーズではそのモックを元に作り直す(工数が掛かる)
  • 画面項目の並び順や表示させる項目などを決定するための打ち合わせ時間がかなり必要
  • プロジェクト期間で上流工程の打ち合わせよりも開発フェーズの方が長く、費用が高い
  • データ移行設計は概要設計や開発と別に行っている(漏れのリスクが高い)
  • データ移行の結果検証が後の方の工程になりがちで、手戻りが発生しやすい
  • 開発フェーズはユーザがやることが無く、せっかく打ち合わせした内容を最終テスト時には忘れがち
  • 打ち合わせ時にユーザの業務を理解することが難しい(基本的に話を聞いて理解しなければならないので高い論理的思考力と経験が求められる)
  • ITベンダは「システム屋の言葉」で話し、ユーザは「業界の言葉」で話してしまう

今回提案している新システム開発プロセス

  • ユーザは要件定義中に新システムを実際データが入った状態で操作できる
  • 概要設計段階での画面を決定する打ち合わせを実際のデータが入った本物の新機能で行える
  • 概要設計の成果物がそのまま動くプログラムであり、データ移行プログラムである
  • 画面項目の並び順や表示させる項目はTALONであればユーザ単位に変更出来るので打ち合わせ不要
  • 概要設計の期間にTALONの画面を作ってしまうので開発期間が短い。その分費用を安くできる
  • 概要設計とデータ移行設計は同時に行われるため手戻りは発生しづらい
  • 開発フェーズもユーザは新システムの機能を操作出来、実際データで照会、分析、グラフ出力などが出来るので操作し続けて貰う事が出来る
  • 打ち合わせ時にユーザの業務を理解するのはやはり難しいが、データを使いながら話をしていくのでイメージはし易くなる
  • データを用いて話をすることでITベンダがシステム屋の言葉を使わずにユーザの言葉を使えるようになる

これが弊社が提案する新しいシステム開発プロセスです。

この手法であればITベンダ(弊社および販売代理店)とユーザをデータで繋ぎ、コミュニケーションが上手く取れると考えています。 システム開発も他のあらゆることと同様に最終的には関わる人たちの情熱が一番大切ではないでしょうか。 この開発プロセスは情熱を生み出すにはどうすればよいかという所から出発しています。

※規模の小さなシステム構築であればこの提案の概要設計部分だけを実施してしまえば一番早く、費用も掛かりません。そのような開発も弊社開発ツールの強みとする所です。

ご興味を持っていただけましたら、お問い合わせはこちらまでお願いします。